流れ星でもかまわない 燃え尽きたってかまわないから 遠く遠く 見上げた空に瞬く光 手を伸ばしても届かない それでも僕は夢見る...
天使と悪魔が消えた此の街 痛み、孤独、全て、消える 影絵を写す合鏡(あわせかがみ)で 命の重さ見透かして...
ボク、キミ たしかにここにいるよ 見詰め合って手と手繋いで。...
泣きたくなくて見上げた空は 見透かすように眩しくて 自信がなくてうつむいたそこに 小さく揺れて咲いていた アスファルトのうえ顔を覗かせた名もない花に...
深海のように 暗くて静かで 稚拙な心は 思考するのを許さず 感情の気泡が現れては消えゆく...
那由多の時を越えた 星降る丘の上で 同じ空世界の片隅の 君の事をふと思う 天よ、この声は届いているか 冷めた雨音が空気を削る 遠くでサイレンが鳴る...
宇宙空間ひとっ飛びして いつも見上げてた空 彗星の群れ はぐれた光...
柔らかな記憶遮る宙(そら) 薄紅の香り闇に誘(いざな)われ 伝う鼓動は淡い優美で...
空に浮かんだ青い雲 交差点まであと少し 星が落ち着かない夜は鼻歌でうやむやにした 誰も居ない小路で飛び越えたのは...
「いつまでたっても一緒 ならいっそ こんな一生は ここで終わってしまえ」と嘆いた 背中の向こうでドアが開いて...