君を乗せて 街を抜け 天気雨の雲を 今 追い掛けて 舗道を駆けてく アスファルトに 揺れている 二輪の夏草 まだ僕たちは 恋の行方も 知らぬまま...
都会(まち)の深くへ 堕ちてく夕陽 そう夢の影のように 今も瞼に焼き付いてる 誰かのために? 自分のために? やさしいだけの嘘 ただ ヒトを傷つけてく...
ただ一緒に居られたら… それだけなのに 何故願いはこんなにも 儚いのでしょう 崩れそうな足元に よろめきながら 差し伸べられたその手に 救われていたの...
存在より確かに 其処に刻まれた相違(ちがい)が ふたつを隔て、繋げる 泡沫の夢のよう...
風になびく髪 午後の陽が 胸に響く ほら いつも側にいて 笑ってる みんなの声 当たり前の 日々から気付いた 一人じゃない私 抱きしめる…...
大気を伝う 震える旋律 呼び続けるように心で響きあう その眼差しは光を探して 駆けて行く早さで 空まで突き抜けてく...
Ah …… il mio bene ammutolisce, (ああ 愛しい人は 黙(い)ってしまった……) non odo (あの人の声はもう聞こえない)...
La Luna misteriosa (神秘の月よ) se a te giunge la mio preghiera (私の祈りが届くなら)...