片足をとられた泥沼 沈んでゆく身体 もがけばもばくほどに強く 絡みついて落ちてゆく ここまでかと諦めてた もう終わりと嘆いた 指先に何かが触れて 強く引かれるまで...
燃え尽きて灰になった 心の残骸を かき集めて「愛」という蝋燭を作りました 涙で湿ったそれは 上手く炎を保てなくて 何度も何度も 君との日々を思い出しました...
まだ覚えてるの 吐き捨てた言葉 もう戻れないの ちぎれた鎖 貴方がそのつもりでも 見え透いた手口じゃ...
意識はまだ微睡みから覚めぬ 瞼の裏は闇 光はまだ届かぬまま...
卵 Mサイズ 白身を切るように 混ぜて 牛乳(100cc)と 砂糖も入れてね...
穏やかな深緑の 広がる峠路 秋を待たずに 紅く艶付く 其れは炎か 叫ぶ魂か...
太陽が目を覚まして 燃え尽きて次が生まれた日 私はこの森で一人 芽吹いて目を覚ました...
「赫イ片眼ヲシタ<奴>ハ鬼ノ子」 忌み嫌われて他人を憎んだ 宵に紛れて 独り啼いてた...