声を届けることも出来ない 乾いた大地の彼方 同じ空を見上げて君は 何を想うのでしょう 踊り子はあてもなく とどまることも無く そこに幕があれば 舞を続ける...
雨が降っています 車がうるさい 疲れが溜まっている 毎日が少しずつ溶けて...
何か望んでも とうに遅く 理由も聞かずに 通りすがる 独りよがりも そんなに泣く 何卒(なにとぞ)どうぞと 手を差し出す...
大きな瞳怯えて 聴き耳立てている風評に 深い深い毛布包(くる)んで いつも1人...
ナチュラルメイク フリルのワンピース こういうのが好みなんでしょ ふいに目そらすキミのくせ...
不自然なくらい何も知らないままの君は 欠けた爪の先 溜息ついて街に溶ける いつも同じフレーズで騒ぐだけでお別れ...
霧をくぐった 暖かい風 迷い込んだあなたが そこに居ました 幹に腰かけ 疲れていたから...
あなたは何のために働いてるの? 自分が生きていくためでしょう あなたは今生きていますか? 本当は言い切れないんでしょう...
誕生日なのに君はまた仕事 「ただの平日だよ」って笑う いくつもの不満をこらえた 精一杯の笑顔...
ある日本当に突然だった あまりにも大きな力だった ボクらは大自然の前には 泣きたくなるくらい無力だった 街の人々は飲み込まれた ボクはそれを画面越に見てた その光景はまるで映画で 全然現実に見えなかった...