可惜夜にあなた お誂え向きですね 紅差し指でつつく 恋現 玉響にあなた 目を閉じて希う...
フェンス越しの口づけ 堕ちる赫(あか)い快晴 ボクはキミでキミはボク… はにかんだキミ、倒錯したセカイ キミの笑顔はボクのそれと似ていて...
蝶よ花よと急ぐ我が心をば 君ぞ知りける 寒椿凛々しくも咲く...
憂い帯びた瞳 貴女は玉響(たまゆら)の姫君 偽りで固めた 空(から)の人形(うつわ) 月夜に隠された真実を...
それは 刻を結ぶ旋律 生命の瞬きに共鳴して導わる 始まりの音...
{ミク} ひらひらと 花曇の空 舞い去るは ひとひらの 薄紅色の 花の舟...
響き渡る雷鳴 天の涙に委ね 刮目も出来ず 立ち尽くした 崩される理性に 独り慄(おのの)き抱き ...
空に舞う花びらは 幾千の思い 繰り返す涙から 放たれた歌 ★...
玉響に歌う走馬灯 千歳の呪いの踊るだろう 音に踏まれ消えました...
寒い帰路で君を想う程oldに被れ 恬淡な視線浴びせるだけ 磊落な自我を矜持して軋轢の最中...