あっという間の空虚 裂けた心に触れて欲しい わたしの代わりだらけの世界は...
竹林に続く道の、灯篭の薄笑い。 斜めに奔る光芒は、額の熱を溶かしていく。 狐の面を被った、人の世の狼が。...
VIPこの目に応答して いっぱいに呼吸で満たして 何k年分の陽をまた翻して...
ぼくの名前は女の子 だから 歌の中で 紙の上で...
くだらなかったんだ 退屈に塗れた 先を走っていた...
誰も傷つかぬ世界なんて 綺麗事と分かっていても 願い続ける事を...
雨靄に滲み出した遠くの尾灯 少し前に止めたワイパー また動かした...
(UtaTenより書き出し) 始まりは小さな空想 夢を観ては見失って 未完成な世界...
「あぁ、泣いて病んで吐いて恨んで切って価値ない弱い自分を 許すことができなくて」 感情を閉じ、殻にこもり それでいいの。...
また動き始めた どこまで行けば 辿り着くのか それすらわからなくて 声響かない夜 罅割れたコルク 便箋に詰めた 届かぬラブレター...