あなたはいつも謝る 頼んでもいないのに 世界は汚くて...
おはよう おやすみ それだけで 傷口は拡がっていく 痛みも嘆きも呪いも慟哭も 血膿に変わって溢れた...
青年期に共産主義に傾倒しない者は情熱が足りない。 成人してなお傾倒したままの者は知能が足りない。 Sir Winston Churchill さようなら、お陽さま。 薄昏い場所で、時を待つんだ。...
こんなの 本当は 私の全部じゃないんだ それでも みんなの目の前で 今日は子猫を殺して見せたんだ...
私このままここで萎れていくんだ 春さえ売れず夏を飛ばし冬が来る 汚物の詰まった肉の袋を配り届けて...
君の名前は未だ知らない 仮想の部屋で出会った 同じ痛みを分け合うように 見えない声を交わした 偽りの優しさに埋もれた...
キミが来てくれるから 私は出て行くことは無い 自ら閉ざした部屋 それは出口の無い子宮で 共に戦おう、なんて。何と?何の為に?...
私と居るあなたはいつも血の匂いがする あなたは セックスしたい時だけ 私を名前で呼ぶ...
輝いても温室の中 駆け足で恥多き時代は 嫌な記憶だけ残して流れた...
七階を吹き渡る 春四月 風はまだ冷たい 走馬灯 回ってすぐ消えた 歓声は窓の外 文集に夢綴るヒトたち...