千切れた 感覚の隅 泣かない 君がいた 誰かが 囁く言葉...
膨れて落ちた宇宙 足の裏に漂って 僕のアイデンティティを 蹴飛ばした...
大体いつでも迷子で 思考がぶれて 時間ごと 跳ね飛ばす スケッチ 転がるイメージ...
終わらない夢中で 白濁の天へ昇る 果てもない螺旋で 君を追い 闇掃う路 迫る 黒い陰の足取りと 優しい光 纏って行くひとの 懐かしい背中...
どうしたもこうしたももう無いや 運命操作 動かし難い現実だ 袋放って さっさかゴミ棄て済ませて...
自由に羽ばたく 空さえ壁の向こう側 ヒトという機械...
のそのそ 片付け始めて 引っかけたコップが ぐらり 濡れたカセット越し データ 消えてしまったの? 仕方ないね...
なんだかとても キゲンがいいの 甘いキャンディ 今日はおあずけ。。 足は軽やか 秘密のお庭 転がって 「にゃあ!」 ごろごろしてたいな...
甘い香の水で顔洗い 閉じた廓(くるわ)で肌汚して 襖(ふすま)閉め影が嗤(わら)う 誰も帰してはいけない、と...
疑心 不安 束ね 折れそうな 細い身に抱え すらり すらりと 雨を抜け 濡れた街並み 闊歩する...