{ カグヤが針を刺すと、その民の顔色はみるみる良くなった。} { 「姫様、何時も有難う御座います。」} { 民は深々と頭を下げ、去っていった。}...
手、振れる。 飛んでいた雲が、切れている。 青は、澄むようで、 柵が、錆びている。...
深々と 降り積もる 白き雪の歌 凍てつく眼の先に 美しき赤鬼を見る あかい 鬼は 獲物 息をひそめ...
錯る空にざわめく、無限の白い空間。 永遠に続く銀景色、雪をかぶった新緑。 滾々と降り積もる雪と、囁く小さな耳鳴り。...
リリリリ★バーニングナイト 求めるほどに高まる想い 火を点けたのはあなた 誰より近く見つめる瞳...
はろー すぴかぴか きらり うちゅぅせん くらげ わっしゅだっぷ ねったいのゆめのうみ ...
誰かが分かち合うことで血路が開くと 枯れ木のようにと割れて響く 目の前の景色に包まれ...
故郷に春風吹けば 光る山河ただキラキラと 茜さす日の暮れ往けば ...
いつか名付けた野良猫 今日は未だ来ないようだ 独りになりたがるのに 寂しがるんだねえ？ 拝啓、そぼ降る雨の夜々 魂暗い午前三時...