モノクロの夢を見た ぐるり回るぼくの脳 手の平の汗を拭いた...
強い女の つよがりを そっと溶かして くれたひと 恥ずかしすぎて どうかしそうで でも捧げたい...
窮屈な街を抜け 気晴らしに海へ行こう 独りで何も持たず この悩み 脱いでこよう Ah いちめんの青で Ah この心 包みこんで...
青く澄んだ空と 海風に抱かれて やさしく揺れる波を 君と見つめていたい 切なくて切なくて 泣き崩れた夜を あたたかく 徴笑んで...
一生泣いているだけなら、 辛くはないだろう。 嗚呼、神様。...
潮騒を風が運ぶ 灯台を道標に それは大事な人に宛てた那由他の声のよう 潮の香が届いて 誰かの声で目覚める いまでは遠い昔 どれだけ続いただろう...
とめどなく繰り返す 波の最果てに この玻璃色の躯 記憶沈み込ませてる 夢の痕揺らめく 鈍の砂に眠り続ける あまたの哀しみ憂い よろこびの欠片...
ずっと耳元で聞こえている 身体を擦り抜けてくような 静かで優しい波音は 何を教えてくれるでしょう 思い返してはしまい込む 色褪せてしまった思い出も そっと再びめくってみれば また会えますか...
幾千の月日が流れても たどりつけぬ 場所を さまよい 求めながら 歩いてゆく...
雲の透き間くぐり 光が 放射線描いて 水面に 差し込んだとこだけ 丸くオパール色 きれいね...