蔓延る 退屈な6時間 見たことのないミルフィーユ アピタイザー...
窓に映る集合住宅 いつもの昼の静けさが 恋しくなって 二度寝の催眠に落ちる...
星屑だらけの 暗闇で一人待っているわ 昨日見た 星に名前なんて無いんだから...
深夜ただ一人 青い光に照らされている 下らないこの価値の判定 いつかくるのさ 価値を確かめる ひどい数字に苛まれている...
照明が 消えている 浴槽の中 考えて 忘れたい 言葉を唱えている...
最強なものだけを身に着けていたから 旅路の些細なイベントに気づけず 最速な勝戦だけを求め続けていたら...
60? 隣まで何cm この部屋で泣いたことは 私たちの秘密よ 足の踏み場も無い それくらい許して この部屋でにやけたこと バラしたら罰ゲームね...
ずっと 彷徨っていたっけ まだ 見えないけど 落としたものを全部 拾い集めた今日だ...
今日を待ちかねた私は 水を涸らして I know 知らないふりで待ったことも情けないね くだらないこと 生まれ落ちてきたこと...
夢の中一人でいた 見えるのはただの空白で 這い出したベッドの上 天井に描かれた明晰夢 夢の中一人でいた 見えるのは今日の数式と...