届かせて この胸に かすかに残る君の声を 夢じゃない現実で さまよい続けてた...
バイバイ手を振るサンデーモーニング 冬の空迫った昼下がり 焦りに背中を押されて飛んでった だいたい頭は冴え渡って 東の国からの逃避行は オートマティックのフライトになった...
遥かな宇宙(そら) さまよえる光だって この時代(みち)を走り続ける ああ 世界はどうしてこんなにも 不確かな幻想(ゆめ)を映してるの そう 暗闇の中でもがいてる 言葉なき瞳がサヨナラ告げた 破れた雲の隙間 落ちてゆく惑星(ほし)たち ためらいを消し去れたなら...
「ずっと 元気でいてね」 精一杯 言葉にした ひとり このまま行くね 町の向こう 夕日が染めてく 心に嘘はつけない 溢れる愛しさが 胸をしめつけても 忘れないよ 忘れないよ ひとつ残らず 君と駆け抜けたあの夏も...
巡り会った心が 呼びあうよ遠い真実 逆巻く波を隔て 同じ夢を叫んだ...
遠き日の忘れ物 叶えたい願いが 逆光の闇の中 見失い 埋(うず)もれて ひび割れた夢 色褪せた思い出 振り上げたこの腕も 枯れ果てた涙も...
壊れかけた 揺らぐ世界でも 手がかり探す 君のため 運命(さだめ)なら 境界線を越え ねじれてく愛を ギリギリ止めて...
軌道外れたのは ココロ 鈍色の雲 流れて行く 争う その先 願った 穏やかな日々 壊れたまま...
何でもいいや…曖昧な音 どっちでもあり…なんてくだらない 二人よがり…気持ちがズレてる 一人三昧…意味がないさ...
やっと僕らここまで来たのだから 君の声を もう少し ただ感じていたい なぜに諦めることは いとも簡単で 続けることは難しいんだろう...