はらり、はらり 舞う雪は 全ての音を奪い それはせつなくて なにもない天空（そら） なのに存在していて なにもない大地 なのに命があって...
日差しぽかぽか まさに春です 期待ワクワク 山を越えます 君の笑顔に 私、春です 胸のトキメキ 頬を染めます...
志した友も また愛しの君も 赤く染め夜空仰ぐ 罪を知るは桜吹雪 春の夜風が 吹き抜ける 狂い咲く血の匂い...
澄んだ宇宙（そら） 花びらが踊って 煌めくから...
キミの居ない冬を越え やっと私は窓を開ける 花びら舞う 包まれて...
もうすぐこの校舎とも お別れなんて思うことが ふえて少しつらいんだ 桜の頃さよならの季節...
桜吹雪 散る前に 咲いている内に 人の命も 花の命も 儚く 短くて...
遠ざかる冬の音 満開の夜桜 私、一人、浅き夢見し 遥か彼方へと舞う 朧月、映し出す 落ち逝く涙の下弦 春時雨、連れて逝く 花を引き連れて...
「明日もまた会えるね」と 笑ってた心の 徒桜（あだざくら） 花霞 煙りたつ彩（いろ） 誘（いざな）われ 辿りついたら 花影は 水の紋に 揺れて堕ちた 温もりを 伝えあうように 開く 桜（はな）のように...
（セリフ）なんでやろなぁ……桜見てると、めっちゃ切ななんねん。 おとん、おかん……オレもいつかは、しっかり花咲かしたるからな！見といてや！ 故郷（フルサト）離れて 幾年（イクトセ）過ぎて 故郷恋しや 夢に咲く...