【幕開】 仇は、目の前で眠っとった 今や 帳が空へ降りて 闇に 朧げな浮世月...
桜の季節が来る 君は優しく笑う 『また来年もここで……』 二人で 手を繋いだね 桜を見上げていた 君の横顔 一滴 零れてく涙一つに 気づかないふりをしていた...
つみ重ねた月日は全てを奪い 現、想いも痛みもはけ口を無くしてた。 ついこの前の様なつもりだったのに...
初めてのバスだ どこに座ろうかな ここは今芽吹いたような新しい町 桜が手招く一本道の向こう...
ああ桜が 咲き誇る 桃色の花弁 舞い散る 桜の下で 走り回る子ら...
呪いと魔法が混じった 愛の艶かしい奇跡 とりのこされた少女 さくらはかけてく 軽やかに ここからだして愛しい あの人はどこ？私は桜 枯れてしまうわお願い あなたの体貸して...
桜舞う季節が 運んでくるのは 出会いと別れと 旅立ちの刻（とき） 突然笑い 涙ぐむこんな日は...
風に揺られ舞う花吹雪 月夜の晩に 闇に紛れ散る花びらは 可憐に舞い融ける ゆらりゆらり散りゆく定め 今宵は宴 奏でるのは祭りの調べ 轟け遥か彼方...
僕らは分かれていく 同じ道はいつも歩めない 偶然？いや必然。 だって違う “人” だから...
キミの笑顔 忘れないよ また季節巡り 過ぎてくけど 目を閉じれば 思い出すあの桜 ありふれてた いつもの日々...