深い水の底 誰かの言葉が潰れていく 現実感のない痛みは棘になって残っている...
「世界が闇に包まれた時, 全てを失くした悲しみをフタリは背負って訪れる」 「あなたの悲しみも共に背負うから」 沈む太陽を追いかけて月は揺れてる...
もう少しだけ ここに座っていたいの 満ちながら落ちた月が溶けて 海を染めるまで...
リン 何故届かないの 永遠は 何故泳ぎ続ける 運命ね レン 何故届かないの 永遠は 何故泳ぎ続ける 私の運命ね リン 霧に抱かれ 目隠しされるみたいだね 彷徨い旅する 帰る場所等無いわ...
同じ時の中に二つ 生きる命がある限り 争いは終わることはない 戦火の渦にのまれて行く 私は還ることは出来ない...
遙か昔に芽生えた 空まで伸びた育った 見上げればそこに 大きく大きく (大空には羽がなびく 太陽見上げて群れを成し この星の南から北へと 高く風に乗って...
風は凪(な)ぎ 雲の形を変える さあさ 夜が明けてしまう前に手を引いて ゆらゆら揺れる月明かり 最期のワルツを今 アナタをこの目に この心に焼き付けて...
いくぜ 月とん火とん水とん木とん金とん土とん日とんの術 君に 何でもかんでもあっちもこっちもどっちもそっちもかけてあげるよ 指先絡めて 堕ちてゆく...
見慣れた景色がまた押し寄せてくる いつの間にか全てが同じ色に見えていた モノクロの世界から抜け出そうと...