夜に はりら ひらら 花落ちる 海のランデブー 時 生ける灰こぼしてルラッタ...
明日が視えなくて泣いて居ました 独りきりの夜 更ける 手元にはスマホと本が 寂しさ 侘しさ 切なさ を喰んだ...
優柔不断な僕は 備ばかり憂いて 海岸線を一人で...
夕景と電線 眼前 赤色蝋 地雷原 一見 燦然 具合はどう? 冴ゆ空と凍傷 反照 飛翔思考...
夢想。理想。窓辺の席で。 非凡。無能。全部並べて。 蟲騒。余剰。蝉が転がる。 鋳熱。渦中。風に揺られてる、 君。飄然。気にも留めずに。毅然。...
遠雷のように鳴りひびかう太鼓の音、地を這って 諸人賑々しく歌い、てんでに言祝ぎ、手を叩く 誰がためにでもなく、自分のためだけにさ柏手を...
昨夜降り出した雨 夕景に照らされ光る 誰かが憂う 誰かが憂う...
雨が止んで 消えてく夕景 吐き捨てていった 言葉のワケ… 暗い海に 光を灯した...
夕景 伸びる影が手を振って 僕らの遊びを美しく象っている 流星 働き者の時計は...
いつもと同じ朝、いつもと同じ歩き慣れた道 いつもと違うのは すくんだ足と まだ少し赤い目 新しい風が吹く 巡る季節を告げる ちょっと待って、もう少し、もう少しだけ 子供の様な我がまま 呆れる程抱え込んで 幾つもの黎明を、夕景を越え 映る...