こんな世界でも 意味を見つけたいから 窓の向こう側 滲む明かりだけ見ていた 想像できない君と生きる未来 部屋の暗がりに積み上げて無視した...
目に映るものに惑わされて 前も分からなくなってた ガラス越し 空想の世界は 僕を連れて廻り出した...
夕日に溶け込む空に冷たい空気が刺さる 呟いて確かめ合った温もりも吸い込まれて 何が見えていたのだろう 想い出に映えてる僕たちは...
君の手、僕を透過して 黙る、黙る、非力思考回路 驚いた瞳はまんまるで...
「完成次第、君には奇跡の結果を」 「冗談じゃない」重々承知の不条理も 「存在しない？」頭が導き出した 変幻自在 世界の良いように...
僕の右手を君が握った どろだらけでも気にしない 朝も昼も夜も明日も くつすり減らし...
日も暮れかけた夕暮れの道を歩く 青い穂波が風に揺れて 夏の香りが揺らぐ 野山に響くセミの声は遠く儚く...
揺らぐ蝋燭の灯 いつか消えてしまう まるで恋心ね...
浮かぶ 消える おちる とじる 夢 ひらく 泳ぐ 揺らぐ 脆い 繭 あの声の呼ぶほう 灯すたびに赤く...
こんなにどうしようもなく胸張り裂けそうになるのは 目覚めた朝 帰り咲く孤独に酔いしれてみるから 瞼閉じて 手を伸ばしても届かないけど それでも信じて走り続けて...