胸に挿す、襟香を纏って、佇む陰影、私の声は奪われた。 「満たされないの。」 「私を識る人は」...
鮮やかな空 灰色の雨 蟲が湧いてる素敵な世界に 黒い煙突 愛と灰...
「あ〜〜〜!もうホントに超納得いかないんですけど! ずっとお兄ちゃんの近くにいたのは私なんだから、 それを後からしゃしゃり出てきて二人の世界作ったりしてなんなのホントにもう、 面白くない、全然面白くない!『お兄ちゃん』は妹のものなんだから〜〜!」...
「美しきを 愛にたとふのは 愛の姿を 知らぬもの」 漏れた吐息を そっとたぐり寄せ 紡ぐ言葉に 溺れて行く...
腐り果てた愛で 告白する秘密 生きることは苦痛 そしてただ独りよがり 思考回路全部 溶けて流れ出して 滴だけ集めて 鎖で契りを交わした...
愛ゆえに 瞳閉ざして 花は咲き乱れ 想うほど この身焦がして 花吹雪が舞う...
ひとつ 人の夢と ふたつ 触れた肩 みっつ 見つめた瞳と よっつ 宵の恋...
?が泣き崩れた 影を付けた靴跡に 辭塗り潰した...
鮮やかに彩られて 朽ちゆく華の様に ぬばたまの夜の闇に 溶けゆく月の様に 独り揺らした盃に映る空に...
引き裂いた 闇が吠え 震える帝都に 愛の歌 高らかに 踊りでる戦士たち 心まで 鋼鉄に 武装する乙女 悪を蹴散らして 正義をしめすのだ...