つまらないと愚痴を吐くのは 決まって何もしてない奴なんだ 死にたいのなら死ねば可いよ 出来るのなら、ほら魅せておくれよ...
微かな風邪の音（ね）に浮かぶ あの日の君の歌声 断ち切れぬ心の惑いを 無音の叫びに込めて...
眠れずにいる 心 沈黙の 闇に 凍える 窓際で一人 黄昏 物想ひに耽る 刻...
微風（そよかぜ） 随（まにま）に散る華は 美しく甘美な幻想（ゆめ） 憂き世に赦されざる 虚無を抱いて...
ねぇ、ずっと君といれたらいい 静寂、波の音だけ 安らげる場所で だけどもう何処か今はない 置いてきた時間、時計...
引き裂いた 闇が吠え 震える帝都に 愛の歌 高らかに 踊りでる戦士たち 心まで 鋼鉄に 武装する乙女 悪を蹴散らして 正義をしめすのだ...
やわらかな月明かりが照らす 泡沫（ウタカタ）の雪影 悴（カジカ）んだ小さな手を合わせ 透き通る街に微笑む...
謂（いわ）れの無い【嘘】塗り固められ 何処へ行くのにも足枷だらけ 偽善の裏側 ほら隠された ナイフも見破んなくちゃならない...
ゆらり揺れる灼熱の華 その姿に魅せられ燃え上がる 想い篤くこの胸を焦がし 儚い現世のまにまに咲き誇る 過ぎ去った日々を思い描いて 懐かしい面影に惹かれあう恋よ...
暗い夜空に 浮かぶ月の華 何も言わずこの世界を きらめかせている...