むかしむかしあるところに 謀略渦巻く国の中 平穏の価値を知るは 澄んだ緑髪(りょくはつ)の街娘...
季節廻って 今年もまた 同じ匂い 彩を喪くした 写真の中で 微笑む笑顔 特別な日だから 浴衣を纏い 紅を引いた...
足りないことばかりさ ほらまた知らないふり 呟いた少し前の言葉も 忘れてしまうよ 流れた時間やすべての嘘の 先にある何かを描いて そっと置いてゆこう...
今日くらいは弾けていいんじゃない? さぁ行こう! 本当のキミが待つミライへ ねぇ君は今どこへ向かう?...
時雨が降る頃 霞み淡く途切れた 意識は透明 偽りさえもなくて...
la 【陶酔】(ユラユラ) lalala 【蹣跚】(フラフラ) 「ほら」 道+化=の様に泣き笑い 【クラクラ】(こうこつ)と 夢を語り尽して...
途切れた音だって もう一度鳴らせば 誰かが重なって 大きな歌になるよ 途切れた道だって もう一度進もう...
花の匂い あなたの横顔が笑った 私はあなたのそのやわらかい頬を撫でる 水性サインペン 別に綺麗な色じゃない...
夜を描いた身体見つめる、冷める熱を奪い合い遊ぶ モノクロの音に弾けて混ざる抱えたギター歪ませる 彩あせぬ夢に舞う 身体黒く落ちて忘れさせる...
浅き夢みし 恋に酔う華 思ひ焦がれて 幾年越へて 実り迎えず 散り逝くならば せめてあなたに 散らされて...