冷たい風と 雪雲に乗って 君のとこまで 走っていくよ 秋にさよなら 冬を始めるよ 少しの間 嫌がらないで...
山々は仄かに彩づいて 秋告げし百舌の唄が 吹き揺れる風に流されて 今宵の宴に向かう...
潮風と 戯れながら ふたり過ごした 去年の夏 煌いた 花火みたいに...
船長 手牽く誘歌 追われる契機 燻る汽笛 「対岸には夢見る理想郷 ほら 君が願っている祝杯」 霧の水遠渡る招待 少年達は晴れに旅立ち...
割れた貌は幻 つみ重ねては虜 「ねぇ あなたは私を どこまで昂らせるの？」 さあ今宵も幕を開けば 彩は歪なほどに鮮やか...
何かを見つけ出したくて当てもなく街を彷徨って ひたすら流れる景色をただ僕は眺めてるだけだった 一人きり乗ったモノレール車窓から見えた街並みは...
揺れるサーフと雨の中 泡に溶ける情景が 君の言葉、待ち合わせ 目を合わす 聞いてる？ねえ？ さっきから 窓の外ばかり見てる...
いつか言えると思ってたんだ ありがとうって言えなかった 何もかも置き去りにして...
回れ回れ地軸を縦に まだなにも見えないけれど 巡れ巡れこの星の隅々まで 虹色で満たしてしまえ 生まれたばかりのこの星にはまだなにもなくて あるのは石と砂と少しの水と一粒の種 それが芽を出す頃には雨が降りだして カラカラの土を潤してくれるでしょう...
あたしの歌声乗せたこのメロディが響きますように 目を閉じたら溢れてくるこの想いを 小さなメロディに変えて 素敵な歌が出来るよ...