雨の気配 群青の夜 脆いアスファルト 不夜城へ沈んだ フェンスの向こう 微笑んだ貴方 脆い感情が崩れていく...
毎日鍔迫り合いで焦り 自分を見失う時 何か一つあればって 悩み苦しみ自分を責めるんだ たまには電気を消して 何も考えずに夜空を見て 休憩は必要なので 一息ついてゆったりしよう...
あえかに景色に融ける 命は紅く燃えゆく ここから見下ろす街に...
白磁の華が舞い落ちる 邪気なきままの掌に 凍てつくようなその穹は...
高速バスの窓の外 瞬くお星様と一緒 大好きな君に会いにゆくのです 人混みの中紛れても 新しい服を着ていても...
時計の針が 真上で重なる 闇夜に こだまする 鐘の音 魔法が解けた 夢の跡たちは...
ah~見慣れた唇なぞる 嘘纏った身体揺らして 月照らしきらめくスパンコールの海...
黄昏に踊る魂 道標の北風 教えておくれ 彷徨える娘の往く道を 煌めく氷のティアラ 霜の衣翻し そっと囁く祈りの詩 時を越えて...
きらきらと瞬(またた)いた 星が頼りのこの世界 ひらひら舞い落ちた 夢の欠片を探す 灯るは月明かり リズムに乗って踊りだす...
遥か夢を見た 白黒(モノクロ)の樹の下 欠けた日を浴びて 慣れた道を蹴った 灰色の街の中 逃げるように駆ける 時計は止まり 影は何処かに消えたまま...