中秋の夜空に浮かぶ 麗しき十五夜の月 顔隠す 袂の端から...
君の秘密のステージを 知ってる理由が気になる？ 何故なら四六時中 君だけをウォッチング...
朧（おぼろ）な空 吸い込まれそうな憂鬱 翳（かげ）る心は虚ろで 隣にいた私が還る処（ところ）は 彼方の星がいいな 思い返す日々はいつも優しくて...
苦し紛れの問い 指先だけ動き 明日よりも今日が 怖いことを知る 僕らしさも消えて 足跡だけ残り 斬り捨てられない 残月を...
雪を溶かす程に燃え上がり 月まで届く様な恋心 甘き香り放つ花の様に 咲き乱れる時を待つ 貴方はとてもとてもとても遠き人...
流る 流る 彩ずる時を ただ ただ 飛ばず鳴かずと 花は 淡く 暮れど世に経（ふ）る 枯れることも忘れ...
暮れ泥む空 歌い舞う雪 滔滔（とうとう）と白銀に染まる 儚き世の隻鳧（せきふ）の如く あかぐれゆくは 月の路...
歪んだ覚醒の中で 赤き夜が目を醒ませば 黒き闇永遠の眠り 月影に怯えてる 炎が包み込んでく 世界を焼き尽くしても 祈りだけは絶やさずに 友と交わした明日のため...
私があなたの元に来てからもうすぐ一年だね あの時感じた温かさを今でもまだ覚えてる 真っ暗な部屋の中で押し寄せる不安の渦を...
君がくれたこの傷は 君の痛みの破片 私は笑っていよう 君が笑えるように 独りよがりだって 嘲笑われても 声を忘れるほどに 愛させてください...