舞い落ちる 淡い夢 交わす言の葉 ヒラヒラと散って 見渡す 懐かしい彩り...
降り積もる雪に埋もれた 身体は見つからぬままで 届かない叫び 苦痛の果てに凍り付く鼓動...
小さな鳥、飛び立てぬ、愚かな理(ことわり) 揺れる木々が、ざわめく時 羽根は、息吹くのだろう 全てが、思いのままに...
以心伝心 あなたのことなら あなた以上に 知ってるつもり 溢れ出した ハーモニー 光よりも速く 届けたい...
<>内が口語訳 彼の日々を想ひ返す 蛍雪と色恋の学び宿...
流れる風頬染めて 語る心君の背に 交わる季節 刹那振り返る 夢誘う春景色 東で笑う三日月...
ふわりふわりと舞い上がる 春の息吹にとまどいながら 道行く人を見送るボクは この世界で取り残されてた 鼻をくすぐる風が こんなにも懐かしい気持ちにさせるのはなぜだろう...
ひらりひらりと 春風に桜舞う 色褪せぬ 想い出が咲く また巡り来る 君を思うこの季節...
今年もまた春が来た 麗らかな景色の中 ひとり佇む私...
水面に映る二人は あの日と少し違っていて 心の奥 揺れる思いは もっと変わって...