６月３日 晴 朝から大忙し 絞りたてのミルクに 茹で立てタマゴ...
無邪気な幼いあの頃のまま 振りかえながら歩き出そう 憧れてた夢 こぼれるほど見つけては失う...
振り向くこともなく ここまで来たけど いつでも私のそばに 居てくれたひと...
たどり着いた駅のホーム 人の姿もなくて 消えかけた灯りだけが 闇の中 瞬いてた 腕が痛む 重い荷物 ベンチの上に置くと 遠くから響いてくる レールの音 耳を澄ます...
今きみと迎える Singularity 誰かの声がして ふり返る そこに在るのは只ぼくらの足あとだけだ...
風に揺らいで ひらり舞い散る 君の肩ごしに紅一葉 ただ寄り添えば わかりあえると 悲しみは空に消えるだけ...
黄昏色 グラスに注いで 巡る夜を今日も空かす 音に煙るステージに立ち 探すのは貴方の姿 旅立ちの日にくれた指輪 マイクを持つ手に 光り 私を守り続けてる...
私は この貝殻の中じゃなく どこまでも 広がる空に 続いてた 夕日が 街に編みこむ グラデーション...
星降る夜身を寄せ合うまま 落ちる銀の雫数えた 微睡む君閉じた瞳は 淡い夢の海へ漕ぎ出した 伏せるまぶた長い睫毛は そよぐ金の風に揺れた...