時間(とき)が止まる 光と空の森 風が運ぶ かすかなせせらぎ ほら まぶしく光る湖は あの日になくしたものを...
くぐもる声 乾いた吐息 ねえ 君には聞こえる? 風と立つ丘で見おろせば 他愛もないことなど...
甘い潮風がまた手招きしてる 夕凪に響く 「待ってよ」 少し緩んだ笑顔 グラス越しで見ていた ソーダ色の夏 見つけた...
降り積もる粉雪が舞う 諦めかけた夢がまた 波打つ あの日のままで 変わらない笑顔見つめた...
肩をさらった 淡い潮風 駆ける 小さな背中を 僕は黙って ただ見つめてた 踏み出せない 狭間で...
揺らぐ景色 幻想(ゆめ)? ah 虚ろな瞳で見ていた 微かな色彩と光 曖昧な境界線(ライン) 遠くで鳴り響く鐘の音(チャイム)...