春を待って1.2.3. 握りしめた缶コーヒー 真っ白な息と波を打つ鼓動 朝を待ってcan't you see?...
ah 君の目の前じゃ何も言えなくなる ah 今君が望むなら答えを教えようか これが最後のチャンス 照れ隠しのジョーク 時を止めてもう少しこのままで...
眠れない夜の残像を 月明かりに透かして待っている 聞こえない声に返事して それは木霊のようでハッとする...
さよならは旅立ちの言葉 手を振る君に笑顔でこたえた めくるめく過ぎ去りし日々を 高鳴る胸に抱きしめたままで...
風が通りすぎる大通りを おんなじ歩幅で歩いてく まぶしくて翳した君の手が 僕のシャツに影を映し出す...
遠回りでもうちょっと そう、君の隣を歩きたい 少しだけ背伸びして 同じ景色を眺めたい...
いつまでもふたりは一緒 小指突き出して笑って 風に乗って頬に触れた ひとひらの花に見とれた...
夜明け前に地図をにらんで 僕らだけの道を選んで 動き出した物語の向こうへ さあ 伝えたいことがあって うまく言えなくていつも...
もう答えはどこにもない あらすじも規則もないようなこの世界で 明日は今日と同じ未来 今僕が望むのは揺るぎない日々と少しの期待...
やわらかな日溜まりにぬくもり探した 目をこらして 手を伸ばして 尽きない夢に焦がれて 空と空の間に舞い降りた天使が...