花びら舞う別れの歌たち 涙をそっと彩る音色 「桜はこの時期舞わないよね」...
まばゆい季節がキラキラ 磨いて 花束みたいなボサボサね ふさいでた 真っ赤なきれいな記憶が 自然で あー ちょっとみていて 時間がもうついてこない...
触れてた指先見つめて怖くて 孤独な鼓動は繰り返すだけ 止まらない離れない想いは溢れて...
嗚呼 告天子（ひばり）も嘲笑う 芽を出さなければ 散ることもないとね 凍えた土の下で 春の日差しを夢見ながら 朽ちれば いいのに...
鼻先で揺れる残り香消すように 足早に過ぎてゆく夏の風 制服のボタンも少しだけこすれて 通りのベンチさえも時を刻んでた...
窓越し歩く君の背中 ずっと見つめてた 今より強くなりそうな雨から目を背けた きみが近すぎて気付かなかった 夢でみたサヨナラが痛む...
アスファルトに咲いた こどもの落書きが 陽炎に 揺られて 歩き出した...
今日もこの坂道 風を切ってサイクリング 今日はいつもより 甘い季節の薫り 待ち合わせの途中 木陰でちょっと ブレイクタイム グリーンの風が 優しく吹く...
耳をふさぎたい 週末のノイズに 行き場のない 寂しさ踏まれて こわすのはいつも 勇気がいるけどね こわれちゃう時は あっけないくらい一瞬ね...
出逢えたこの奇跡 運命の宛先…… 今日も顔が見たくて 放課後待ち遠しくて...