赤い 花がら模様 黒の タキシード 蒸気機関車 黒い蒸気船 本の中でしか 知らない その景色...
今日はあなたが 生まれてくれたその日 ちいさな歌声をあげながら そっと 笑った瞬間(とき) 今日からあなたは この先幾年月...
負の想念 矮躯(わいく)縛り付ける 呪縛と共に 混沌(カオス)を生きる 陽の光の下(もと) 呼吸するだけで 嫣然(えんぜん)と笑む 駄人間風情が!...
正しい間隔で刻まれた揺るぎない世界の中で 途切れ途切れの音階に耳をすませる 大抵はアンバランスでそれが良かったのに...
弾ける水音 この手を濡らす 聞こえる懺悔さえ かき消す雨 奏でる終曲...
何も持たない私に どうか言葉をください この世に生まれた理由(わけ)を どうか私にください...
改札の前つなぐ手と手 いつものざわめき、新しい風 明るく見送るはずだったのに うまく笑えずに君を見ていた 君が大人になってくその季節が 悲しい歌で溢(あふ)れないように...
嗚呼! 何やつても浮かんでこねぇ! 娑婆、利楽、書けない、書けない。...
時代は省エネ 負けるくらいならもういいって? だけど人生それで楽しいか? もっとやりたいことがあったんじゃないのか?...
たとえ何も変えられなくても僕達には託すべき意志がある さいごのことば 僕達に残されたのはほんの少しの瞬間だけ...