夢と現とワンダーランド 君は何かを探っていて どうしようもなくただ疲れるまで 泣き続けて 夢と現とワンダーランド 僕はなんだか迷っていて...
足元を不安定に 溶かすこの街の 腐肉が 皮膚と爪の間 裂け目を開く様に めり込んできて 前後不覚になった 青い鳥たちは 慌てもしないで 肌の色を変え 嘴を牙にして あなたに噛み付いた...
宵闇に隠れて ここまでは鎖して 水銀の匂いが絡んだら無意識 失う為に奏でます。鍵をかければ夢現...
月の光に染められて 蒼に彩られた 私に触れた恋心 きっと気づかなくて 温もりも、その冷たさも まだ感じられるのに 何故だろう 募る想いは あなたを見つけられぬまま...
夢を見た 記憶 あなたがくれた 欠片 夢か現か 零れ落ちた おと...
キリンジ: 黒や? 蓮之介: 白や? キリンジ: 否や?...
この抑えた胸から 溢れだす想いがいっぱい 抱えず拭えないくらいに 伝えきれないから さあ 君に君に君に歌うよ 曖昧な言葉だって きっと煌めいた色になるから...
盲目の少女は人を忘れ 幽体の少女は我を忘れ 衰弱した顔でそれを眺め 僕は再び目を閉じる...
幾度となく巡る俗事、観苦の日々 安楽を求めるなら 明日は凶夢 輝き来る日は曖昧に待つ 必ずしも与しない...