独り 夜の匂いにつられ どこまでいけるか 試してみたい 照らし出して 踏み出して 見て 私だけ...
宵に咲いた花がひらり落ちる 美しくあれ 夜空月の星々がアタシを照らして...
月の光の唾を飲み込んだ 痰と痣が絡んで上手く言えない 雨の帳の呼吸を感じた 愛の獣達は帰路に急いでく...
揺れる蓮の花眺めて 染まる暁に星の影 月を宿した夜露 花びらにこぼれ落ちる...
涌きいずる水を抱いて 光 灯しませ 神無月 闇を照らし 愛を 灯しませ ウカノミタマノカミと共に ぼんぼりや ぼんぼりや...
嘘ついた旋律(メロディー)横で齧る果実 歪んでく明暗(トーン)が私を魅せる 恋悩む女は夜の月を愛し...
(新版) 苛む糸を 紡いで あなたの息を感じる事が出来るのなら 蝕む痛みを全て 受け入れましょう 舌で絡めた苦味は誰かの幸せ...
こんな寒い雪の夜に きみの顔が見たいなんて 涙が凍りそうに冷えて...
ゆうらり揺れる君の影法師 ぼんやり月明かりに浮かぶ 人ごみ向かう先は夏祭り わざと遅れて君の後ろを歩く 夏の宵は次第に早く 昼のざわめきを包んで...
宵よ 遅いよ 逢魔時だよ 夕焼け響くのは 十七時のチャイム 寂しさのメロディ お別れのメロディ...