歩幅より少し狭い白線を チャイムが鳴る頃 踏みしめてく 跳ね返る光 夕の黄金色...
ふさわしい 徒花 抱いた嫌いは逆しま ただ曖昧なままの光に 合言葉 照らした 割れた鏡 止まれない ごっこ 窓を失くして...
何時からだろうか 此処に咲く花 無香 無意味で空気の様な 無い者の様に扱うバロン...
澄み切った満月の光を纏い 遠くあの空の向こう側へ 旅立った一人きり...
うららかな春の日射し 懐かしの通学路 遠い昔 三月の香...
水面を跳ねた 小さな陽が幾つにも 光を撥ねた 刹那は往時に 薫り立つ鱗粉は碧の空へ...
白い花 咲く 言葉の地平と オモカゲ石の 灯台...
流されていくようになぞった 今日を過ごしていく履歴 数える言葉さえこころ 構成していく雨模様...
あとどれくらいで 僕のもとに来れるのか 分からないならさ...
まだ青くて拙い 脆くて足りない 小さくて弱くて どうしようもない 僕だ 知りたかったんだ 成功と失敗 マルとバツの...