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突然の夕立に降られて 校舎裏の蔭(かげ)で雨宿り 荒くなる 二人きりの呼吸が響いた 肌の透けたブラウスに触り つらくなるほど目を合わせて この口と その口の 距離はゼロになる...
空を包むにおい 青く優しい光 すべて知った時に あなたはもういなかった 空が落っこちてきたような さわやかな午後でした わたしはひとりきり部屋でこもる...
私の周りにある風景は ちょっと早過ぎます 二時間と少し箱に揺られ...
ずっと満たされないグラスの底見つめながら 乾き切りもしない酒のしずくの様 見向きもしない誰かの影に...
華やかな日々は過ぎ去って 少年に一筋の影を落とす 疲れ果てた世界の中 ただ 透き通る空が青く目を焼いた...
突然の夕立 田舎道 君と走って逃げ出した 駄菓子屋の屋根の下 雨宿り 二人 そっぽ向いたまま...
きみにもう一度 こうして出会えた 涙の雨がとまらぬ6月 澄んだ瞳に掌浸せば...
焼け付く砂浜に あなたに寄せる ジェラシーも燃え上がる ギラギラ照りつける 真夏の陽射し 心まで焦がしてく 浮かれきった気持ちも 波のまにまに消える だけどちょっとだけ も一度だけ君を胸に...
1 救いようの無いこの蒸し暑さ 身体を包む生ぬるい空気 汗が出るのに蒸発しない...
小さな言葉をためらった 私あなたを殴りたいけど 仏 キリスト 大切な人に 申し開きが立ちません...