山々は仄かに彩づいて 秋告げし百舌の唄が 吹き揺れる風に流されて 今宵の宴に向かう...
「こんなに小さな命だって 必死で生きてるんだ」 幼い僕の家に君が来た日を忘れない とっても白い犬だったからシロって付けました...
きっと あなたは 思うでしょう あの日 茜色 染まった 夕焼けを 見ながら 右手を 握って 綺麗だね そっと呟く...
空高く唄えよ この青い気持ち いつまでも響けよ あの日聞こえたメロディ 不器用な心も いつかの夕焼けも 思い出にしないで 生きてゆくよ...
この雪がもし 肩に落ちたら 今はまだ溶けるかな？ ねぇ？ 冷たくなった 右手でそっと 白い空を掴んだ 埋もれた耳に 遠くで響く 同じ様なあの声 ほら？ 気づかないよ 凄く小さな 私を呼ぶあの声･･･...
風に溶けてゆく歌声 儚く ひと時奏でる不協和音 鈍色 一つ目の角を曲がって見つけた 小さな喫茶店 そこはボクの隠れ家...
僕の大好きな豚のブー 小さな頃から友達なのさ 毎日一緒に荻窪を 散歩してお空を見る...
おぼえたての自転車に乗って 真っ白な地図の小さな大冒険 風も匂いも全部が嬉しくて この街は私のおもちゃ箱...
ふわりうかんで飛び立つ 夢が始まる 青空を渡るカラフルフライト...
どれくらい綺麗なのかな 本当の世界の色って 私には見れない ちょっと切なくなるね 風の匂い いっぱい感じて 君と歌 歌えたらいいのに...