心にしまった遠き日の記憶を 何もせず歩いたひとりの面影を 瞳に映ったうつろう街並も...
最後の朝 眠れなくて 早く目が覚める いつもと変わらない朝焼けの街 でもあたしには少し滲んで見えるんだ なにも言えずに来てしまった...
夏雲、追いかけた。 どこか、遠くまで行けそうな気がして。 昔は、蝉が鳴いた。 もっと、たくさんの、...
す…ステキな夕焼けね す…吸い込まれそうね す…スズカケの並木...
青く染まる街で聞いた夢物語は 今も何一つ変わらないままに輝いて 選ぶ道も吹くそよ風もあの日みた風景も...
ドキドキはそんなに大きくなくていい 時々気になるぐらいがちょうどいい 臆病モノだなんて 笑われそうだけれど私...
ふわりふわり桜色が 鼻先掠め 過ぎ去って行く 色彩を覚える 春の街...
降りしきる雨に濡れて 僕の頭、鳴り止まぬ声 君がいたこの場所だけ 胸をまだ締め付ける 鮮やかな過去の記憶が 今はただのあえかなモノクロ...
雨上がり雲の隙(すき)から照らす 太陽と七色のひかり 今年もまた熱い季節が ほらやってきた 妙に胸騒ぎ...
長い長いこの坂道を登れば君の家が見える 自転車を押す横顔が夕焼け色に染まってく 一歩踏み出したいのに いつもと同じ別れの時間...