遠くのびる青空 アスファルトゆれる蜃気楼 まぶしい季節のなかで 1人 立ちつくしている...
背高(せーたか)のっぽのヒマワリにちょっとだけ追いついた キラキラしてた陽射し 今日は優しい このまま時間が止まればいいナ ギュッとギュッと瞳(め)を閉じた 緑の風の中...
寝静まった 夏の夜に あなたと 待ち合わせたの 誰にも見つからないように こっそり自転車に乗って...
見ていたんだ君を呼んだんだ 瞳で追いかけたいつか好きになった 冷たい風で夏が崩れていた...
あの丘の向こうに 僕らの夏がある 変わらないもの 美しいもの...
夏日星 叱られた 小さな頃に 一人見てたよ 寂しさと 果てない夜空 永遠が 溶けて光る...
火照った空を 抱きしめた雲 駆け足スコール 架かった七色のアーチ 波打ち際に 落とした真昼の 残した夢と 流れる光の尾...
色めき賑わうお祭り 勇気を出して 誘ってみたんだ 慣れない浴衣のせいかな 顔が熱くなっちゃって どうしよう 線香花火してるみたいな 張り詰めた時と緊張感で...
晴れた午後の道 二人で歩いて 初めて出逢った 場所に辿り着く せめて今だけは 笑顔でいたいね これが二人で見る 最後の海...
あなたしか見えない 激しい胸の内 盲目的な情熱高ぶる 身も心もみんな その魔性の虜 冷静な顔してられない ダメよ…...