瞳に映る何もかもは 輝いてて暖かいのに 風と共に舞う粉雪に 私は肩を震わせてる 恋が始まったこの冬は あまりにも短く 恋が終わりゆくこの冬は あまりにも永くて...
閉じた世界の果てに 朝が訪れたとき 響く音は儚く 夢は遥かに遠く 壊れたものが幾つ在るか 誰が数えたとして 湖水に咲く花は何を想う事もない...
サヨナラの後 君は泣いてた？ 過ぎ去りゆく背中を いつまでも見ていた 涙が枯れるまで お伽話のような恋なんて 存在しないことは...
いつも通りの場所で 黄昏に揺れてる 俯くその瞳は 何を求めているのか...
全てが夢の様に今では思えるけど 確かにあの時 僕は･･････ 足跡が風に吹き飛ばされても 残した軌跡が消えぬように 誰かの記憶に僕を刻めたら それだけで多分良かった...
真っ白な粉雪の 舞い散るこの空に君の笑顔浮かべたら いつかはこの愛が 終わり迎える事 忘れられるの...
監獄の窓から見る夜空には 幾千の星星が輝いてて 囚われのこの身には眩しすぎて...
運命の王子様は 世界にいくらでもいるし 運命のお姫様も 同じ数だけいるの...
乾ききったアスファルトに 不意の雨が差し込むみたいに 顔色 変えてみる 私は何も悪くない...
薄ぼやけた夕暮れに野良犬が擦り寄る 石ころを投げ付けても避けようともしない ポケットに手を突っ込み唾を吐き捨てたら 街の灯がほんの少し黄昏た...