はい もう終わりだ 泣いたって駄目だ 嫌われたんだよ きっとアレだ さあ では見繕(みつくろ)っていた顔は 殺すことにしよう...
焼けた葉を凍らせて 時を止め 踊る 風が運んだ 結晶たち 世界を閉じ込めた 命が枯れ果てて 深い眠りにつく 潰えし路に咲く 名も無き花 散り逝く…...
崩れ落ちた 世界のなか 炎に抱かれた 雲をまとった 空の下は 赤に包まれた 揺らいだまなざしには...
「あーはっはっはっは さあ、ひざまずくがいい!」 むかしむかしあるところに 悪逆非道の王国の 頂点に君臨するは...
ねえ あなたは知っているか?その存在を 影を纏い 月夜駆け抜ける ヒトのカナシミを黒き星に換えて...
無限の暗闇で 只一人佇む 残酷な真実を 目の前にして 蒼く澄んでいる 君のその瞳は 静かなる終焉を 私に告げた...
※●=語り手・主人格ジャンヌ(IA) ▲=分裂ジャンヌ(ミク) ―――――――――――――――――――― ▲...
キミの隣なら どんな場所へも 僕は行く 世界の果てでも 何も恐れることは ないんだと 僕は言う キミが目を覚ますなら・・・ 真実を溶かしてく 鏡の中 落ちた影が ひとり 嘲いだす...
{「オーホッホッホッホ。さあ、ひざまずきなさい!」} むかしむかしあるところに 悪逆非道の王国の 頂点に君臨するは 齢十四の王女様...
−エヴァ(ミク)− (遠くながい) 遠い記憶。永久の宴。踊り、謡い、嘆き、讃え...