喰らえ 街の空を塗り潰せば 夢も何れ壊れてゆく 何処へ 向かうんだ その御御足で...
大通りから逃避ついで 鵙への小さな土産ついで べたつく大気に紛らわせ...
…語り 無理解の"理解"というものでしょうか。 唐紅(からくれない)の...
薮に伏せたケモノ 人に憧れて 蛇の抜け殻宝物にした 祭囃子の鳴るほうへ通りゃんせ...
サァサァ皆見て御覧じろ! 御目通り控えましたるは 救えぬ者らの滑稽譚...
下弦の月の夜に 刹那の静寂 哀しみは無邪気 かしこみかしこみ 闇時雨のアト 真の忘却 微笑ってください 時が代わる前に...
音の鳴る歯車が軋(きし)む 声叫ぶ 私から貴方へと 突き刺す牙 言霊に預けてた その痛みを知り 差し出したこの身さえ 全て穢(けが)す...
キラキラ星屑瞬く秋の夜は、言の葉もキラリ煌き 星の海をただ見上げて、帰り道をゆく 涼風が通り抜ける、物憂げな秋の夕暮れ...
華と散る夜話 唐衣召す たまゆらの 伽羅 ひたひたと...
(RRRRRRRRRR!!!) モーニング・コール! モーニング・コール! スクリーンは崩壊し 耳の中にはミツバチなんびき...