嘘をついた 苦しくて 鏡越し 写っている 薄らいだ情けない顏 溶け出した 罪悪感...
雨音響くそんな夜は ココロの中でキミが笑う キツク結んだ糸も解けてしまうんだね なんて残酷な世界だ...
私たちは幼すぎて ただ触れるだけでそれでよかった 分かったふり繰り返して 気付けばこんなに遠くなった また何度もキミに恋をして 消えそうなくらい痛くなった いつの間にか離れたぶんだけ 冷たくなってた私の手のひら...
二人でいた光景が ふと過って胸を焦がす 解かれたこの手にまだ 僅かな熱が燻ってる...
静まり返り 眠る街を駆けゆく 吹き抜け踊る 風に乗り夜の淵へ 輝く月が その横顔を捉える 冷たく光る 左手は何を掴む...
何事もない或る朝 こんなに幸せなんでしょう なのに何故僕が求めすぎた...
コトバが暮れて夜空 五里霧中の花を飼った 見上げていた雨が...
いつも見ていた 風景は死んだ 僕たちは海の底に 手遅れの世界を見た 生きていたことはどうせ 忘れて 水に融ける...
もう全部食べた。まだ足りないよ。 こんなことなら食べなければ… 今では君の言葉も全部、 消化してます。全部の事象...
そっか 長い間に変わっていたのね ずっと 気づかないで笑っていた そっと 合わせた君の瞳の奥には...