星降る夜身を寄せ合うまま 落ちる銀の雫数えた 微睡む君閉じた瞳は 淡い夢の海へ漕ぎ出した 伏せるまぶた長い睫毛は そよぐ金の風に揺れた...
放課後のグラウンド ずっと眺めていた たった1人だけを 無意識に探していた 真剣な横顔に 目を奪われるわたし...
崩れた庭園に花が咲く 白黒の花畑が 焦げた煉瓦の壁の上覆い尽くす...
冷たい風が吹き抜ける寒い冬の日の朝 目の前を歩く君の笑顔見つめてた 君の笑顔の先には僕じゃない誰かの笑顔...
研ぎ澄まされたような色だけ 選んでしまうのはなぜだろう? 入り乱れた街で暮らしたときは 輪郭が強い色を...
Pathology of Obsessions 禁忌の認識 流れる情念の粒 壊れるホメオスタシス 緋色の回廊 染み出る情念の露...
海に落ちていく 流れ星消えてしまう前に 私のたった一つの願い事言うの 蒼い風が吹き抜けて 思い出すの出逢いの日を...
なにもない部屋のふち 照らす陽の光 白いドアの先 眺めてた なにも描かれていない絵本開いたら...
君は言う 「僕はもうすぐ消えるかもしれないから」 僕は知る 君の歌声 水に浮かびはじけて消えた 思い出す 旅の韻律 あの僕は泡沫の様に...