(塩田博和)岬を回れば 荒ぶる波が 懲りない奴だと 舳先(へさき)を叩く...
風凪ぐ新月の宵闇 遥かに立ち上る揺らめき 連なる灯火踊りいでて うつろう緋焔(ひえん)の国を照らす 波路を乗り越え船は征く にわかに滾る想いを背に...
君の街はあの海岸線沿い 渚まで裸足で走っていた 窓辺には今もまだ...
梅雨が明けるまであとどれくらい? まだ紫陽花の光る朝 君の愚痴 夏の足音はすぐそこまで ねぇ迎えに行こって僕を急かす...
積もった花しが在ったで商が AM1:57のTLに凪がれた 感情の環状の花しを使用...
ぼやけた路地裏の 地べたに咲く 名の無い きれいな花 香りに誘われて 出づる...
#center(){#aa(){10月10日}} 火曜日 翠の木々 両手に眺めて...
私の懐の中、 かつての街が溶けていた。 その日も強い風の日で、...
何度も間違えようとして 甲斐の無い生を憾んで 裂いて...
まあ愛らしい幻影よ 唯一無二の僕の先導者 代る代る...