浮かんで 転げ落ちて 出会ったエンドロール 歪んで 変わり果てた 未来の走馬灯...
私が100歳になったら あなたは88歳 歳の差なんて誤差の範囲ね 二人とも老人よ 私が100歳になっても お誕生日忘れないでね 私の方がボケてしまって 覚えていないとしても...
あなたと育ててきた愛は もう花が咲くわけでもなくて かといって、枯れるわけでもない そうやって続いていくのだろう...
青臭い万感の映えるノートを 握る僕はまた 立ち止まる・・・ 荷台の中 寒さ凌いで...
”…もう秋ですね” ”皆様、素敵な夏休みを満喫できましたか?” (うん) ”楽しく過ごせた方も、そうでない方も”...
繰り返しの退屈に錆び付いて外を眺める 何か刺激が欲しいと飛び出すんだ 少女が見つけた それが可愛い色形でも...
泣いていた 弱虫な君は一人で 僕の手は君の頬もう何回目拭った? ゆらゆら揺れている 君の柔い髪は...
乾いた空の下 瞼は覚めない 些細な記憶を無くしたくはないから 明るい窓の中誰もが知らない...
クライミライを削り出して サイケな色で誤魔化せ 怠惰 保身に身を委ねた 10号に意志を被せ 行ったり来たりしても 誰もが見ないふり 描いても彫っても吐き溜まり 腐る気もすんな...
さよならを告げたあの日から幾つもの季節が過ぎ去った あの日の君の告白は今も忘れられない 小さな頃からいつも隣に咲いていた笑顔に...