道端に咲く小さな 名もなき花 揺れる いつもは見過ごすような 小さな花が咲いてる...
あぁ 何もないこの世界で あぁ ボクは何を願い 歌う? あぁ 微かに感じる光 もう 何もないから 歌おう...
風に溶けてゆく歌声 儚く ひと時奏でる不協和音 鈍色 一つ目の角を曲がって見つけた 小さな喫茶店 そこはボクの隠れ家...
夜を翔る一つのヒカリとなろう 暗くて何も見えない それでも飛ぼう 夜空に敷きつめた...
暗い箱庭でボクは今日も独り 世界から切り離され 窓もない さみしくなんてないよ ボクの世界 部屋の隅でボクだけの歌、歌うの...
夜空を見上げる ちっぽけなボクがいて また誰かを 傷つけたかな ほら星がキレイで 星が流れてく 誰かさんの憂鬱を乗せ...
教室の隅で 切り取られた空 うわのそらで 見上げてても 遠く浮かぶ 白い雲を 今のボクと 重ねてみても...
メガネに映る空 曇り模様 遠く聴こえるジャズの調べ 甘く 黒砂糖とコーヒーカップ 高く香る 駅前の小さなカフェで独り...
簡単な事がわからないんだ そんな世界で ボクはいつも 悩んで迷って それでも生きてる...
窓の外は そっと雨の音 今思い出す もうすぐ来るよ カーテンを開いて ガラス 伝う雫...