バラのアジア 遠い歌声 ひそかな不思議たち ふと気づいた その時から 物語はじまるの...
はりつめた弓の ふるえる弦よ 月の光にざわめく おまえの心 とぎすまされた刃の美しい そのきっさきによく似た そなたの横顔...
黄昏 子供たちが街に灯す candle ぶどう色の空 しずむ風景に 帰る場所さがして 別れを惜しむようにふりかえる私は...
つむじ風にうまく乗れば どんな場所にも行ける 太陽を右手に 飛んでいくよ...
きみのこと、きみのこと 好きなのに、好きなのに すれ違う街の角 プイッ と横向く...
濡れた歩道 たたずんで なんて静かな朝 空も雲もゆっくりと 呼吸してる感じ...
久しぶりの友達にあう つもる話ふくらませてた しゃれた洋服も しゃれた靴さえもないけど...
ひとつずつ窓辺から 灯りが消える あなたのことを想うの 頬づえをつきながら...
薄紅 花景色 せつなさを知った春 はかなく散ってゆく 風の指先触れて 静かに見える波 まぶしすぎる夏の日 心の海岸で白く砕けていった...
おかしをつくる きもちになったの すこしすっぱく すこしあまく...