この閉鎖世界で 君はこの僕に 助けを求めていたんだろうね その悲鳴を 聞かないふりして 背を向けてしまった僕の 罪状...
遥か昔の或る光る夜 思い出された様に生まれた命 何 其々 あべこべに遠回りの 思い出にさよならを...
努力に結果を 過程には賞賛を 正当な評価を 求めるのはいけないの?...
僕のこの姿を見て君は逃げ出すでしょう 虚像のこの姿を信じ続ける 僕の周りに溢れていた世界はいつの間にか消え去って...
透明に澄んだ水中 視界を閉ざす泡沫 鼓動の音が混じり合う潮騒の中...
この世で綺麗なもの以外認めることができない君だから 矮小な自分を押し殺す僕を「病気だ」とせせら嗤うけど 飽きもせずに何千回もただ、同じ日々を繰り返し続ける...
売人達が集う路地裏で 怪しい月が浮かぶ宵下がり 強めのアルコールで喉を焼き 気晴らしってさ...
ほら、また綺麗事ばかり並べて身を繕ってばかり。 先にも進めずに頭を抱えて 今、隠し事で作った世界 美しく象(かたど)る世界に サヨナラを告げるんだ。...
頭の中で 思い浮かぶ きみのことを でも どうしてかな 思えば思うほど 消えてゆくきみの 姿...
最初出会った君は 刺だらけ 薔薇とか ウニとか ハリセンボン ヤマアラシみたいに なっていて...