なにも聞こえない 空の色は茜 記憶はいつも やさしい手触り そっと微笑みをくれる 紙飛行機 さっき飛ばしたでしょう? はかなすぎる 放物線 ふりるら...
時間(とき)の彼方へと 零(こぼ)れ落ちた涙 ただ さ迷い まだ あてもないまま 巡る想い 追いかけて 独り 繰り返し 疼(うず)く胸...
しなやかな らせん 象る星雲(ほし) 密やかに エナジー広がる 幾千の煌めき 愛しい眼差しに似ている あれは遠く 忘れかけた記憶...
雲の透き間くぐり 光が 放射線描いて 水面に 差し込んだとこだけ 丸くオパール色 きれいね...
あなたですか? 暗闇の中 私を呼ぶ人は 長い夜 独りきりで...
ひとつ願いごと叶うとしたら 優しい腕の中 声を聞かせて あの日 抱えてた花は枯れたの そんな胸の奥 誰も知らない...
ひとり 氷の十字路 いないはずのあなたから トゲ 静かに トゲ 確かに...