いなくなったのはいつも 私の方だったのに 振り返ってばっかりで なかなか進めないんだ 重たすぎるよカーテン 寝坊はしない太陽 信号待ちになるたび キミがいないことを知る...
右肩に紫蝶々 キスをしたこの部屋の隅で 切ないと云う感情を知る 響くピアノ 不協和音 右肩に紫蝶々 キスをしたこの部屋の隅で 切ないと云う感情を知る 響くピアノ 不協和音...
奪うもの 奪われるもの どちらだっていい 一瞬だけ その瞬間だけ ほんのちょっと眼を閉じれば...
フラスコの底で うごめいてるあなたは 今これから始まる 儀式のいけにえ 液体の中の固体が 静かに溶けだす...
下向いたらきらり 零れた星 前向いたらぴかり きらめく世界 明日の天気 雨予報なら...
晴れ渡る空 祝福の鐘 弟と婚約者(ふたり)の幸せを 願いながら この人生(すべて)を終わらせよう...
「どこかで聞いたことのあるこの唄 君は覚えてるかい?」 死にかけの私に近づいて...
夜の帳に三日月と私だけ戯れてる 枕に顔をうずめたら見えてくる、君の笑顔 「あのね、君と遊びたいんだよ」...
有りもしない 音頭を唄えば ほれ其処らのメドツが 踊りだす かんざし突き立て 下駄を鳴らし...
暗闇を手さぐりで 探し続けさまよう 出口の見えない空 もがき続ける日々を はるか遠く 空に浮かぶ 輝き閉じ込めた星空...