疲れたんだよ 消えたいんだよ 分からないかな? 分からないよな “まとも”なのを 演じてんのが...
踊り出して 踊り出して 意味のない音頭(おんど)に惚(ほ)れそうで もう 嫌なもんを 全部 投げ出して 遠くの方から響く 警報と...
あの子みたいになりたくて 特徴をなぞっている あの子みたいになりたくて 外見を寄せている 眩しいね 君もさ 釘付けになってるんだ?...
冗談めいた仕草を君が見せる 心奪われそうになる表情 可愛い声が心の奥を揺らす 自分の気持ちをどうか隠したいと思う 少しずつ膨らむ青いつぼみと 私の頬に 君の指先が...
ひらり ひらり 白く花びら 脆くて悲しいのでしょう 悴む手を優しく握るから 貴方を信じてしまいそうになる 蕩け 口付け 滲む嘘の味 嫌になる程カンが冴えるのよ...
“今日も純情に 声は優しく いつだって穏やかに 隠し事は 裏に潜めて 大げさな表情は控えめに” 勘が冴えてるの なんか読めそう 妙な魂胆ちらついて...
離ればなれ 遠い場所で 暮らす貴方をただ想う 『今頃なにしてるのかな?』 体に気をつけてよ 当たり前の様に 隣に居て 何気ない言葉を交わしてた...
バクバク 鳴って どうしよう ずっと 夢見心地の様 君の言葉が 心をさらったよ...
いつだってそう言うんだ 拙く生きてんだって 過去を隠す様に嘘を重ね 最大限真実の輪郭を残す様に 取り繕っては過ごしてる そうやって重ねた嘘が 本当の君を地底へと沈めていく...
赤い飛沫と横たわる私の事を 黒い一つ眼の視線がずっと捉えてる 写撃音の度 切り取った私の事を 青い鳥が攫って放つ群衆の空 それで宜しいの? 餌に成り下がる他人に増える観衆を賛美だとか言っちゃって...