いつも夢見てた ずっと楽しい日が 続いたらいいのにな そんな時 君が手を差し伸べてくれたよ 手を繋ぎ踊ってたね...
呼吸を繰り返す時の中 透明な壁は少しずつ曇って 行き場を無くす僕らの永遠 為す術も無く指先を這わせてみるだけ...
夜の中で朝を探す僕を見て、 君は『滑稽だ』と笑いながら、ピアスの穴を隠した。 だんだん沈んでいく。寒がりな僕の手は届かない。 同調するかのように、電話が震えだす。...
☆私の中で溢れる言葉を 封じ込める様に蓋をして 聞こえないフリをしても 蝕まれていく心 目の前は暗闇 幼い頃から過ごした街は 幸いにもそのままで なのに何故か曇って見えるのは 私の視力が落ちたせい?...
欲しい物を欲しくない振りをしていた それがたった一つの方法だったから ずっと届かない場所にあったはずの物が突然 落ちてきたって 拾う勇気さえ無い...
上下も判らず ただ流れる砂 見ている私の気も知らないままに 気付いた時には 此処にいて いつも甘い蜜を吸わされて その代償を知る...
突き刺さる視線から逃げるように 早足で伏し目がちに歩いた 空気の薄い部屋で生きる為 なるべく息をしないようにして...
情報化した社会で「人生のマニュアル」と打ち込んで探しても 見つかる筈もなくて 訳も分からず命を燃やしてる 責任者不在に納得がいかないお客様感覚で クレームをつける先なんて無い そんな事分かってる...
この青い星に生まれて 人々の中 埋もれて 繰り返し 歌い続ける 宇宙まで届くように...
私の歌声は、其処に居てもまだ聞こえてる? それだけが私の希望――。 赤と黒のペンキで塗り潰したような、 薄暗い部屋。でも、優しい記憶。...